川田つよし後援会
島根県津和野町議会議員  川田 剛 のブログ
議会視察報告
~三重県明和町~

平成25年8月に、津和野町と三重県明和町は「友好交流協定」と「災害時の相互応援に関する覚書」を締結する予定でしたが、当町の豪雨災害により延期され、平成26年1月に締結しました。

もともと明和町と、津和野町との関係は、両町長が全国史跡整備市町村協議会の役員同士で、明和町さんから同規模で同じくして史跡のある3町(京都府与謝野町)で協定を結ぼうという提案がありました。

平成26年5月、明和町長と明和町議会が津和野町にお越しになり、交流を深めました。その際、次は津和野町議会が明和町を訪ねることを約束しました。



去る11月1日、津和野町議会は議会視察で三重県明和町を訪ねました。

20161101_102644.jpg


明和町は、三重県の中央部(伊勢市の隣)にあり、面積は41.04k㎡、人口約23,000人の町で、伊勢湾に面し、丘陵地帯と平野部に位置しています。平成27年には「祈る皇女斎王のみやこ 斎宮」が日本遺産の認定を受けています。

*斎宮=飛鳥時代の674年から南北朝時代にかけて、伊勢神宮に奉仕した斎王の御所
*斎王=伊勢神宮に巫女として奉仕した未婚の内親王または女王

この度、津和野町議会は「明和町における歴史文化を生かしたまちづくり推進策」を視察の重点項目におきました。

明和町では、古くから「斎王の森」と呼ばれる一画が斎王の御殿があったところとして語り継がれていました。
昭和44年、団地造成開発に伴う発掘調査を実施したところ、斎宮跡とみられる遺跡が見つかり、昭和54年に国指定史跡となりました。指定面積は東西約2km、137.1haで明和町の3.35%を占めています。
発掘調査では2,661点の出土品がみつかり、斎宮は方格地割(いわゆる碁盤目)だったということがわかりました。
発掘調査は進んだとはいえ、埋蔵文化財であるがゆえ町民の関心は薄く、伊勢神宮との関連が深いとはいえ、協力体制が整っていないなど、上手く活用ができていませんでした。
そこで明和町は平成22年に斎宮跡を核とした町の活性化基本方針を策定、平成24年に歴史的風致維持向上計画の認定を受け、重点的な整備を進めてきました。
これまで進めてきている主な整備は以下です。
*散策道整備
*遠路の整備
*斎宮駅史跡公園口整備
*史跡公園整備
*幹線排水路整備
*幹線道路案内標識整備
*情報板整備
*斎宮跡景観形成

そして平成27年「祈る皇女斎王のみやこ 斎宮」が日本遺産の認定を受けました。

上記は、明和町役場において説明頂きました。


このたびの視察では、歴まち、日本遺産、役場庁舎の老朽化など津和野町と共通する点が多々ありました。

明和町ではちょうどレンタサイクルを開始していました。WiFi接続エリアを整備していました。斎宮をVRで再現しようという試みもなされています。

私たちは「史跡公園さいくう平安の杜」「いつきのみや歴史体験館」「斎宮歴史博物館」で整備された施設等を見学させていただきました。そこで感じたのは「斎宮ってこんなにすごいんやで!」「斎宮の歴史っておもしろいんやで!」という思いの重要性でした。

20161101_103845.jpg
史跡公園さいくう平安の杜
20161101_103901.jpg
斎宮御殿があったとされる場所のど真ん中には近鉄電車が・・・。


20161101_105738.jpg
再現された正殿

最低限の観光インフラは当然必要ですが、同時にその文化財がどれほど貴重で、希少で、魅力あるものなのかが理解されなければ、町民さえ関心は薄くなってしまいます。

全国に観光資源は多々あります。似たようなものもあります。神社仏閣、古い住宅、きれいな海や川、古い絵、高い山などそれぞれ違えど、歴史や背景は全く違うもので、その違いがいかに違うかによって、あるいはいかに優れているか、愛されているかによって価値は違ってきます。

自治体が文化財を残すということは、住民がその違いに誇りをもっているかどうかで、観光資源として活用していくためにはその住民が愛情を持って語れるかではないかと感じました。

前日の夕方、三重県入りした私たちは、日没までのわずかな時間で伊勢神宮を参拝させていただきました。現地ガイドさんにご案内いただいたのですが、偶然にもその方は明和町ご出身で、明和町の観光大使をも務めていらっしゃる方でした。短時間で非常にわかりやすく興味を抱かせるガイドさんでした。

20161031_160107.jpg
天照大神の和魂が祭られているお社に参拝


明和町では、博物館の館長さん自ら展示物のひとつひとつを熱く詳細にご案内頂きました。

20161101_120942.jpg
斎宮歴史博物館

私自身は斎宮、斎王について全くの無知でしたが、ひとつひとつに大変興味をもちました。当然また行きたいと感じました。

明和町では「まだまだ住民の理解が薄い」とのことでしたが、斎宮跡に携わっておられる方々があれだけ熱く誇りをもって語れる方々ですから、今後十分理解される可能性は高いであろうと思います。

津和野町が今後何を取捨選択するかのポイントになるのではないかと深く考えさせられる視察研修でした。
スポンサーサイト
[ 2016-11-15 (Tue) 14:49 ]  
   Category:研修報告
沖縄視察

議会の視察研修で沖縄県の視察に行ってきました。

もともと長野県に視察でしたが、地震等の影響もあり、急遽沖縄県読谷村を中心に視察してきました。

初日はほぼ移動でした。

視察先は旧海軍司令部壕跡。黙祷をささげ、当時の沖縄戦の現状や遺された壕を見ました。

宿泊は読谷村の むら咲むら という体験宿泊施設です。

ここは大河ドラマ「琉球の風」で使用されたセットを体験施設にしたものです。

2日目は読谷村役場においてヒアリングを行いました。
10422951_788254777920401_1166457740241866495_n.jpg

10245451_788254794587066_7892027671447598770_n.jpg

934743_788254737920405_1231368895924482228_n.jpg




(メモを見ながら書いてますので事実と若干違うことがあるかもしれませんので悪しからず)

読谷村は沖縄県の東シナ海側の中部、人口およそ41000人の「日本一人口が多い村」で、泡盛の“残波”で有名な残波岬がある村です。

村とはいえ、1000人の宿泊ができるホテルが2件を含め5件の宿泊施設、100世帯の民泊受入れ、営業しなくともやってくるプロ野球やJリーグのキャンプとそれに伴う訪問者、外国人による沖縄県での結婚式の半数(82件/157件、H25年度)が読谷村で行うなど、観光客誘客に目を見張るものがあります。

もちろん沖縄県ですし、集客力を津和野と比べても・・・と。

思っていましたが、6次産業の取り組みに注視すべきだと感じました。

紅芋といえば今ではいわずと知れた沖縄土産ですが、もともと県外に出せない作物。そこで加工を加えてタルトを作った。最初はその色から「クレージー」と外国人に言われたそうです。

そして、宿泊した むら咲むら も実は6次産業の取り組みだったのです。

むら咲むらは読谷村の商工会の若者が作った「村おこし塾」の1期生である、現商工会長らが営む宿泊体験施設で、村の有志によって開業。HPにある体験施設は会社の運営ではなく、テナント。売上の一部を会社に支払います。それにより競争力が生まれています。

全国有数の修学旅行先である沖縄県です。時期になると多くの学生が訪れます。僕たちが宿泊した日は閑散としていましたが、多い日には千人近くの学生さんが体験学習をするそうで、足りないスタッフを補うために、人材バンク会社も設立したそうです。

まぁ沖縄ですから。と片付けてしまえばそれで終わりですが、様々な村のそれらの取り組みは行政主導ではなく民間主導。


760の商工会員数で観光協会は最近できたとか。それも商工会も観光協会もほぼ同じメンバーだからこそ。それってどこかの町と似てるな・・と。

人口や施設数、知名度それはもちろんいうまでもありませんが、これまで視察した中で強烈だった与謝野町、真庭市、境港市、そして今回の読谷村、共通するのはあれ(ご想像ください)しかないなと感じました。


その後、僕たちは辺野古に行きました。

10898140_788314847914394_2792000305667153667_n.jpg

前日に大混乱があったと報道があり、ドライバーさんも若干緊張した様子でした。

画像にも若干写ってますが、この日は海上保安庁の巡視船が14~15隻ほど辺野古湾を囲んでいました。

ここで座り込みをしている方(もちろん移設反対の方)からも話を聞きました。

前日の住民(?)による非暴力の抗議に対して警備当局(警察・海保)が馬乗りになって拘束したことや、これまでの経緯。
地元のテレビでは、大学生が休日に座り込み活動に参加しているという報道や、名護市議会で警備当局などによる過剰警備に関する意見書の可決がありましたが、中でもこの意見書の審議では「立ち入り禁止区域内で抗議活動を行っている」ことから野党が反対した、との報道もあり、私自身全てを見聞きしたわけではありませんので、公平性を保つためバスガイドさんの話(要旨)をご紹介します。

「沖縄では反対する人、賛成する人がいます。米軍基地のコックの募集1人に対して200名の応募があるそうです。それは安定した収入が見込めるから。だから沖縄では基地の仕事は任期がある。基地がなくなったら困る人もいる。でも過去には米軍兵による女児に対する暴行事件があり、この時は日米の地位協定によって日本の法律では米軍兵を裁けないという米軍に対して悔しい思いをした人もいる。でも今回の知事選で反対派の翁長さんが当選した。これは事実です。これらのことで何かを感じてくれて帰ってもらえれば沖縄県民としてうれしいです」

県外はもとより、国外の方らしき方の抗議活動等に対して違和感がありましたし、今でもそれは変わりません。しかし。ガイドさんが伝えたかったことは事実を見てほしいということだったのだと思います。

その後、その先々に訪問した平和記念施設においては、本当に涙がこみ上げてきました。

沖縄戦で命を落とした国内外の方々14万1000名の名を記した碑がある糸満市の平和祈念公園、ひめゆりの塔、多くの方が訪問されたことがあると思いますが、それらを前に戦争をしたいとは誰も思いません。しかし、悲しいことに現在でも戦争があり、今日(2/1)シリアとイラクにいるテロ集団が日本人2人目を虐殺したという怒りのこみ上げる報道がありました。



沖縄という世界に誇る観光地にして、地上戦が行われた地である沖縄視察で、住民にとって幸せ(平和)とは何なのか、を改めて考えさせられた貴重な視察となりました。
[ 2015-02-01 (Sun) 22:41 ]  
   Category:研修報告
岡山県真庭市視察

益田市、吉賀町、津和野町の有志議員8名と担当行政職員1名で岡山県真庭市に視察に行ってきました。

岡山県真庭市は藻谷浩介さんの『里山資本主義』でも紹介されている、業界では有名なまちです。

やりきってます。

1993年、中国道、岡山高速、米子高速が通ることによる人口流出に危機を感じた地元若手企業家が集まり、木質バイオマス構想がスタート。

地域内での木質の循環を目指し始まった行動は、現在では日本一のバイオマスタウンに成長しています。

木質バイオマスエネルギー自給率は2012年現在で11.6%。

原木市場が3箇所、製材所が30箇所、製品市場が1箇所あり、製品市場があることで、安定した製材供給を可能に。

検索するだけでも先進地事例がゴロゴロ出てくる岡山県真庭市の徹底した姿勢に脱帽です。

2014102418164571d.jpg
真庭市本庁舎 いたるところに木質を使用

201410241817588c8.jpg
真庭市役所前のバス停。日本初の集製材CLTを使用。CLTで3階建てのビルも建築可能。

201410241817258ad.jpg
CLTバス停の概要

20141024181831b45.jpg
市役所内にあるテレビでは、現在発電中の太陽光パネルの説明

20141024181908cce.jpg
市民憲章ももちろん“木”

20141024182031a3a.jpg
庁舎の隣にある、木質バイオマス発電所

2014102418210975e.jpg
マツダデミオに使用されている木質プラスティック。50%木質含有。

2014102418223889e.jpg
お茶も木のコップで。

20141024182204cc3.jpg
市役所の職員さんから概要説明。いすも、机も木、木、木!


2014102418233500d.jpg
銘建工業の視察。工場内には廃材で自家発電する木質バイオマス発電所が。売電収入の方が多いため、電気代0。
[ 2014-10-24 (Fri) 18:55 ]  
   Category:研修報告
鹿足郡議員研修

7月25日、鹿足郡町村議員研修が吉賀町で開催されました。

講師に、島根県町村議長会事務局長の清山氏を向かえ「議会の請願と陳情について」と題した講演がありました。

そもそも請願と陳情の違いは、議会においては紹介議員がいるか、いないかの違いです。

紹介議員がいれば請願でいなければ陳情です。

日本国憲法第16条においては、請願が保障されており、請願法では請願できる相手が示されています。

不勉強だったのですが、請願法で請願できる相手として、内閣や官公署はもちろんですが、天皇陛下にも請願が出来ることが明記されていることに驚きました。

議会に提出する請願は、地方自治法に基づく請願で、首長や官公署に提出する請願は請願法に基づく請願、と請願には2つあるということも詳しく教えていただきました。

また、議会の手続きで間違いやすい事例を交えながら講演していただきました。

請願、陳情は議会の会期ごとに審議していますので、その請願自体の根拠法などそこまで考えたことはありませんでしたが、まさに“目からうろこ”の内容でした。

1071676_503256363086912_171986607_o.jpg


ちなみに津和野町議会に請願を提出されたい方は議会ホームページにフォーマットを掲載しておりますのでご覧ください。

[ 2013-07-26 (Fri) 16:39 ]  
   Category:研修報告
森林管理署さんを講師に研修を開催

7月9日、島根森林管理署から講師をお招きし、日本の森林環境、高津川流域の森林環境、国有林についてお話をしていただきました。

以前、木質バイオマス発電所のプレゼン研修に参加したのですが、その帰り道に日原診療所そばにある「森林管理署」を訪ねてみようということになり、突然ではあったのですが訪問させていただきました。


その際、森林管理署の署長さんから「木質バイオマスについて詳しい人がいるから紹介する」との計らいで今回の研修が実現しました。

せっかくの機会ですので、私が所属する「益田圏域再生可能エネルギー調査検討勉強会」の同士の皆さん、津和野町議会全議員、津和野町・吉賀町・益田市の各担当者にもご案内し、参加していただきました。

スギの正材とホワイトウッドが競合していること、ヒノキの価値が下がったとはいえ、ヒノキの正材は依然として価格は下がっていないことや、森林自給率といった現状をグラフで詳細に説明していただきました。

つまるところ、この地域から材を安定して出すためには作業路網が必要であり、その作業路網を整備していくためには、やはり森林経営計画が必要であるということを改めて実感させられました。

偶然にもこの翌日に、官民で構成する木質バイオマスの調査検討を行う協議会が立ち上げられたようです。

今後の動きに注視したいと思います。

[ 2013-07-22 (Mon) 10:50 ]  
   Category:研修報告
益田圏域再生可能エネルギー
調査検討議員勉強会視察

益田市美都町編

益田圏域(益田市・吉賀町・津和野町)の有志議員12名による勉強会で、超党派で構成されています。

この会は、木質バイオマス発電所建設を目的とした会ではなく、あらゆる再生可能エネルギーの可能性について研究し、理解を深め、地域に取り込めるものは提案していこうというものです。

企画した第一回目の視察は、「まずは地元を知ることから」という発案から、益田市美都町内の取り組みについて視察を行ってきました。

視察先は、美都森林さん、GMKさん、増本建設さん、山本粉炭さんの4社です。

内容の濃い視察だったため、すべてを報告することが難しいのでざらっと報告します。

まず、美都森林の土佐さんから、美都森林の取組みをご紹介いただきました。

「境界のわからない山はいくらいい木があってもタダ」「道がなければ誰も山には入れない」「高津川流域はまず森林経営計画の策定」と、やさしい口ぶりで強烈な言葉を頂きました。

当然といえば当然ですが。
「益田5000万円、津和野町2500万円、吉賀町2500万円、まず市町が金を出して、森林組合とは別組織で策定するべきですよ!」「山は農業に匹敵します。雇用も生み、山は勝手に再生するんです。」と。

ははぁ、となりながら、GMKさんに。

1052365_490095084403040_745580165_o.jpg

1040313_490095457736336_940882064_o.jpg

1008914_490095211069694_537617613_o.jpg

GMKのMから薪の会社かな?と思いきや、GMKはグラウンド・メイクアップ・キープの略だそうで、山から木を搬出している会社です。

社長の農原さんからまず薪の話をしていただき、GMKさんが現在切っている山に入らせていただきました。

1049207_490095877736294_251866841_o_20130628104241.jpg

画像奥の山は左から順に、5年生、4年生、、、、と木が育っていることがわかります。

1049207_490096317736250_1179303002_o.jpg

そして農原社長から「これを見て欲しかったんです!」と見せていただいたのが上の画像です。

松枯れが多数あるのがわかると思います。山元のことを思えば、松枯れとわかっていても切らない訳にはいかないそうです。残してしまえば、境界がわからないまま、そして山が再生しないのだそうです。

皆伐された山は下から見たことはありますが、上から見るのは初めてでした。

景色は画像で見るよりも衝撃的で、人の力のすごさみたいなものを感じました。

1048825_490188137727068_1761287982_o_20130628104237.jpg

こちらは増本建設さん。竹のパウダーを作っています。

1053155_490187731060442_1477775497_o.jpg

建設会社ですが、建設事業よりも、竹事業のほうが従業員さんが多いそうです。
これは、米ぬかと油を抜いた米ぬか、竹パウダーを混ぜてボカシ肥えを作っています。

1052472_490187661060449_72794264_o.jpg

大量に作られたボカシ肥えは北海道に送られます。このほかにも木のパウダーも作ってます。
このパウダーは抗菌作用があり、車のダッシュボードや壁、タオル、箸などあらゆるものに使われているそうです。


1040396_490187387727143_108455152_o.jpg

上の画像は美都森林さんのリサイクルセンターです。

一見木ですが、工事現場から出た木は産廃です。それを破砕して再生します。

1063754_490186814393867_1606061025_o(1).jpg

美都森林さんなどが破砕した木が集まるのが山本粉炭さん。もともとは日原町で製炭されていました。
現在は美都で作ってます。

1052654_490187224393826_1676825372_o.jpg

炭を作るのですが、釜はありません。←特許技術

水をかけて水蒸気でふたをします。

1052537_490186861060529_1645190003_o.jpg

出来上がった粉炭は肥料などあらゆるものに活用されています。
[ 2013-06-28 (Fri) 11:31 ]  
   Category:研修報告
再生可能エネルギーの調査研究検討の勉強会を立ち上げ

474243_474859415926607_463436809_o.jpg 2013-02-27 12.01.45 2013-02-27 11.22.04 2013-02-27 11.21.29 2013-02-27 10.18.26 775627_428594613886421_113811505_o.jpg 792318_428594003886482_1309955607_o.jpg 2013-02-27 11.06.15




このブログでも何度かご紹介したように、再生可能エネルギーの視察や研修を重ねてきました。

そしてこのたび、高津川流域の市町議会議員10名で、今後も継続的に調査研究検討するための勉強会を設立することになりました。

メンバーは超党派で、津和野町4名、益田市5名、吉賀町1名の構成です。

益田市議会議員の方から、「今まで広域事務組合議会(益田市・津和野町・吉賀町で構成)とかあってもなかなかこういう議員同士で勉強をする機会は作れなかった。今までなかったのが不思議なくらいだ」との声も上がりました。

私は、「地方政治センター研修」、「島根の若手政治家とワカモノが語る会」、「若手市議会議員の会」などなど、超党派による勉強会を経験させていただいてきました。組織が違っていても抱えている問題や課題は同じです。あらゆる視点から問題や課題について話し合うことで、理解が深まり、自己研鑽につながっていきます。

今回、こうした機会を作っていただいた会長の斎藤一栄氏(吉賀町議会議員)には感謝しております。

また、益田市議会からも急な呼びかけにもかかわらず、多数の参加があったことをうれしく思っております。

今後は視察や研修を通して、地域少しでも貢献できればと考えております。


今月内に早速視察研修が開催されます。

まずは地元をよく知るべき、との案から、「益田市美都町周辺」です。


[ 2013-06-06 (Thu) 09:59 ]  
   Category:研修報告
益田市のバイオマスディーゼル燃料の取り組み


5/23、津和野町、吉賀町の有志議員で益田市のリサイクルセンターの視察をしてきました。

(画像を挿入したいのですが、おそらくブログの不具合で画像が挿入できません。画像をご覧になりたい方は、お手数ですがページ左下のFaceBook内、5月23日の記事をご覧ください。)

益田市リサイクルセンターを訪れた理由はバイオディーゼル燃料(以下、BDF)を精製しているからです。

今年の2月、バイオマスタウン構想を掲げる与謝野町で使用済み天ぷら油を活用したBDF事業の視察について、このブログでご紹介させていただきました。

益田市では、H15年にBDF工場が完成し、年間25tから15tのBDFを作っています。

昨年までは銭湯のボイラー燃料としても使用していたそうですが、現在では益田市が運行する4t車、2t車、工事用重機、福祉施設のボイラーで使用しているようです。

家庭から出る一般廃棄物としての使用済み油を回収するのですが、回収する場所は主に公民館で、それ以外の場所では、軽トラックから音楽を流して回収しているそうです。

市内全体を1週間かけて、地域を分けて回収しているようです。

精製機械は400l/1日です。これは与謝野町と同じで399l以内に抑えているものと思われます。

与謝野町と違うところは、公営で行っているため、産業廃棄物にあたる油は回収できません。

また、市が所有・管理する車やボイラーで使用しているため、BDFは流通されておらず販売はしていません。

機械の価格は2000万円だそうです。
機械には「平成9年 鹿児島県研究開発情勢事業認定 産学協同研究開発 (共同研究・・・鹿児島大学)」とあります。

このことについて担当者はどういう経緯で導入されたかまでは知らないようでした。

ちなみに益田市の事業シートに現在の運営について記載がありましたので掲載しておきます。

益田市は平成22年2月にバイオマスタウン構想を掲げているのですが、平成9年から取り組んでいるBDF事業についてはあまり記載されていません。

隣の自治体に住んでいながら、使用済み油の回収について実施していたことさえ私も知りませんでしたから、益田市民はどれくらいの人が知っているのかな、と思い担当者の方に尋ねると「当初は盛り上がったんですが、現在はそんなに・・・」とのことでした。

回収車を運転される方も「うるさい、ここに来ても油はない!!くるな!」と酷い罵声を浴びることもあるそうです。



さて、BDFの視察を終えた私たちは、道の駅の休憩所で反省会。

吉賀町の斎藤一栄議員から「まだまだ勉強しなければならないことはたくさんある。高津川流域の興味のある議員で勉強会を正式に立ち上げようじゃないか!」と。

もちろん私は賛成。

来月、勉強会を立ち上げ、太陽光、風力、ミニマム水力、木質バイオマスなどなど、さまざまな現場に直接足を運んでいきます。

長くなりましたが、益田市のBDFの報告でした。
[ 2013-05-27 (Mon) 16:22 ]  
   Category:研修報告
バイオマスタウン構想~与謝野町編~

宮津バイオマス・エネルギー製造事業所の蒲田さんがBDFの蒲田さんではないことを知った私たちは、与謝野町役場から教えていただいたBDFの蒲田さんに連絡を取りました。

「・・・与謝野町役場の前に来て欲しいって」

ナビを“与謝野町役場”にセットし、宮津市と宮津市に挟まれた与謝野町に向かいます。


2013-02-27 11.52.03

与謝野町役場に到着し待つこと数分。

2013-02-27 11.52.48

バイオディーゼル100%のトヨタグランビアに乗ってきたBDFの蒲田さんが「こんにちわ~」と現れました。

突然の訪問にも関わらず、気さくに挨拶をしてくれました。

排気ガスは無臭で、ほのかに天ぷら油のにおいです。

BDFの工場は役場の裏にあるから、とのことで歩いてBDF工場に。

2013-02-27 12.47.51

2013-02-27 11.54.59

つれてこられたところは、蒲田さんの自宅。玄関前に「使用済み天ぷら油回収ボックス」がおいてありました。

2013-02-27 11.55.22

近所の方が使用した天ぷら油をこの中に入れていくそうです。

蒲田さんは「油ってつかったら、洗剤と一緒にジャーって水流して捨てるでしょ。あと、土に入れたりして。油って水に混ざらないから海が汚れるんです。土に入れたら栄養があるっていう人いますけど、廃油にあるもみ殻とかヌカは栄養として土に返っていくけど、油は雨なんか降ったら浮いてくるんです。土の表面に油が浮くんですよ。僕は子どもができて、京都から実家の与謝野町に帰ってきたけど、当時天橋立があるのに環境のことを考えてる人はいなかったんです。これなら誰でも出来る。この地域(宮津市含む)で120箇所ポリタンクを置いてるんです。地域の人にお願いして。1箇所でだいたい10世帯分。1箇所でだいたい2ヶ月くらいで10ℓのポリタンク一杯になります。これを各地域を回って僕が集めてます。役場やスーパーとかお店にも置いてもらってます。」と。

工場はどこにあるのか尋ねると、隣のシャッターが閉まったガレージを見せてくれました。

2013-02-27 12.01.56

2013-02-27 12.01.45

いわゆる車が1台入るくらいのどこにでもありそうなガレージです。

この中に、廃油をバイオディーゼル燃料に精製する機械が入っていたのです。つまり工場です。

2013-02-27 12.02.25

この機械は1回に399ℓが精製できるそうです。399ℓというのは宅地内で精製できる限度、なので400ではなく399なのです。

精製されたBDFは役場の公用車、農機具、重機等に利用されています。


2013-02-27 12.04.39
これが精製されたBDF

集めた廃油は、協力してくれた地域の方に5円/ℓを支払っているそうです。販売価格は110円/ℓ。

そして気になるこの機械の費用は、5000万円。

公共工事等でバイオディーゼル燃料を供給してるレボインターナショナルが2500万円を出資し、残りの2500万円は国の助成で賄ったそうです。

パリ・ダカールラリーで片山右京さんがバイオディーゼルで走った、というのがこの会社だそうです。

現在、圏域20000人の方の協力で廃油が集められ、精製されたバイオディーゼルを使って、環境教育や講演会などを積極的に行われています。

この日は、男女共同参画の会議があったそうなのですが、我々の突然の訪問に時間を割いてくださいました。

蒲田さん、ありがとうございました。


手土産無しで訪問したため、お礼として昼食のお誘いをし、バイオマスタウン構想や、まちづくりの話をさせていただきました。
[ 2013-02-28 (Thu) 15:00 ]  
   Category:研修報告
バイオマスタウン構想~宮津市編~

2月27日、有志議員5人(津和野4人・吉賀1人)で天橋立で有名な宮津市に視察に行ってきました。

目的は、宮津市で展開しているバイオマスタウン構想の中で取り組んでいる、放置竹林の竹を利活用した実証実験を行っている、「宮津バイオマス・エネルギー製造事業所」の視察でした。(“でした”にはわけがあります)

この製造事業所は宮津市を含めた協議会が運営主体となっています。

当初、宮津市の担当者が現地説明を行ってくれる予定だったのですが、宮津市議会が開会され、一般質問の中でこの製造事業所についての質問通告があり、担当者は議会対応をしなければならない状況になったため、前日に急遽事業所の職員さんに対応が変更となってしまいました。

27日朝、ひとまず宮津市役所の担当者を訪ねました。

2013-02-27 09.13.07

担当者の方が、議会対応のため同行できないことを丁重に謝られ、大まかな事業の説明をして頂きました。

担当者の方から、製造事業所で対応してくださる方が、蒲田さんであるということを伺い、早速宮津バイオマス・エネルギー製造事業所に向かいます。

天橋立に行ったことのある方はご存知だと思いますが、宮津市は全国でも珍しい飛び地の市です。宮津市と宮津市の間に与謝野町という町があります。ケーブルカーで上に上がり天橋立を股の下から覗く「股覗き」をするところが与謝野町です。

その与謝野町を通過するとき、「与謝野町は(バイオマスタウン構想の中で)バイオディーゼル(BDF)の工場があるはずだけどなぁ」とひとりが呟いたのを機に、早速、与謝野町役場に電話します。

「・・・BDFの工場はNPOの蒲田さんが担当らしい。蒲田さんってあの(製造事業所の)蒲田さんかな?」

ということで、連絡先を聞いたものの、とりあえず製造事業所の蒲田さんに会わなければ。

2013-02-27 10.18.26

宮津市役所から車で15分、宮津バイオマス・エネルギー製造事業所はもともと小学校があったという高台にあります。

総事業費は3億6千万円(うち国:2億6千万円)で平成23年9月に竣工しました。

2013-02-27 11.18.43
2013-02-27 11.22.04

職員は国の緊急雇用対策で12人が採用され、4人が竹の伐採に当たっています。

宮津市は84%が森林を占めており、放置竹林が問題となっていました。

この放置竹林を地権者の方の了解を取り、3~5年生の竹を伐採し、チップ・竹粉化し、乾燥させ、燃焼させることでガスタービンを回して電気を発生させます。

一部は表皮を剥ぎ、竹粉化したものを絞り、バイオエタノールを精製したり、割いた竹自体を納入するなど、加工された竹は需要があり、手が足りないほどだそうです。

この竹を利活用した事業は世界で宮津市だけということで、年間およそ800人の視察が国内外から訪れているそうです。

我々もその技術・事業に着目し伺いました。

2013-02-27 11.20.19

2013-02-27 11.21.01

水分を抜き、1m50cmほどに切った竹を、この機械で破砕します。

2013-02-27 11.21.17

2013-02-27 11.21.01

破砕した竹をベルトコンベアで隣の部屋に。

2013-02-27 11.21.48

こうして集められたチップは、乾燥室に。

2013-02-27 10.56.07

左にあるのがコンプレッサーで、右に移動して竹を混ぜて乾燥させます。

2013-02-27 10.56.49

2013-02-27 10.57.24

こちらは竹粉。

2013-02-27 10.55.43

乾燥してるものと、チップ化したてのものです。

含水率は15%以下にしなければならないのですが、画像の乾燥しているものでも40%程度で、18%からさらに乾燥させるのが難しいそうです。

この施設での乾燥させる方法は、ビニールハウス効果、コンプレッサー、発電による熱を利用した床に通されたパイプのみ。この時期は15%以下にすることは不可能のようです・・。

さて、その隣に発電施設があるのですが、蒲田さん曰く「今年度からここで働いていますが、発電しているところを見たことが無い」と・・・。

そこで質問をしました。「加工された竹には需要があるかもしれないが、30kwの発電をするまでに、破砕、コンベア、コンプレッサーを電気で動かすということに、どう感じてらっしゃいますか?」

蒲田さん「本末転倒だなとは・・。ただ、放置竹林を何とかしなければならない、人口が減少し、若者がいなくなっている中で、竹を伐採する人がいなくなってきているという現実があり、行政がそれを何とかしなければならないと感じて事業を起こしたことが大事だと思う」と。

議員がこの事業について一般質問され、担当職員さんが議会対応に追われる理由がわかる気がしました・・・。

ただ、実証実験であるがゆえ、成功するかどうかは現時点ではわかりません。成功して当然、失敗したらたたかれる世界ですから、試行錯誤の段階の現在でいえば、成功を願うしかありません。

ちなみに竹は、割いて原材料加工されたものは30円/1.5mで納入され、一回の搬送納入で75,000円の売上だそうですが、安い上に、搬送料も含まれているため、受容があっても利益はそんなに無いとのことでした。

エタノールにする竹粉パウダーは1袋20キロで、1.5mの竹で50本使用するそうです。


せっかくなので、稼動してませんでしたが発電施設も見学させてもらいました。

2013-02-27 11.06.15

2013-02-27 11.06.37
この2つの黄色のボックスにチップ、竹粉をそれぞれ入れて、燃焼させます。

2013-02-27 11.07.28
これがガスタービン。

2013-02-27 11.19.30

発電による熱を左の乾燥施設の床に。

そして見学を終え、気になっていた質問をしました。

「蒲田さん、BDFも作ってらっしゃいますか?」

あ~、それ、うちじゃないです。与謝野町のNPOさんじゃないですか?

??!!

バイオマスタウン構想に携わる蒲田さん。偶然同じ名前でした。

続く
[ 2013-02-28 (Thu) 11:21 ]  
   Category:研修報告
バイオマス発電所を視察

792318_428594003886482_1309955607_o.jpg

2月4日、津和野町議会議員有志と地域振興課で、岩国市にある株式会社ミツウロコ岩国発電所を視察してきました。

津和野町は現在、益田市と吉賀町の3市町と関連団体が「森里海連還・高津川流域ふるさと構想」特区の認定を受けました。

この特区はH24年4月1日からH28年3月31日までの計画を定め、法の規制緩和、財政措置が図られるものです。

今回は、森部会の中で推進を検討しようと研究している“バイオマス発電所”の現地視察をしたものです。


この発電所はもともと岩国ウッドパワー発電所という会社でしたが、ミツウロコが買収し、現在稼動しています。

出力は10,000kwで、一般家庭に換算するとおよそ10,000世帯の電気を送電しています。

発電効率は29%です。

このことに関し、「薪をストーブで燃やせば100%近いエネルギー効率であり、木をチップにして燃やして蒸気を発生させ、タービンを回して発電するというのは、効率が悪い、とある雑誌の記事で見た。バイオマス発電の発電効率について、御社としてはどのようなお考えでいますか」と同僚議員が質問をしました。

「これだけの施設で1万kw、火力ならおよそ40万kw、原子力は100万kw、効率としては悪いかもしれないが、森に携わる人、運搬、施設の従業員等、地域に雇用が生まれ、今まで産廃としてお金を払って捨てていたものにお金がつき、山を手入れして、200億円が経済に回っていることを考えれば効率の問題ではない」旨の回答があり、なるほど、納得しました。

従業員は17名。建設費用は約40億円で、1/4が経済産業省の補助金だったそうです。「だった」というのは、現在は建設当時の会社ではなく、補助金を返還しながら運営をしているためです。(ただ、売上はおよそ200億円)



841332_428595117219704_1640985375_o.jpg

まず、会議室で会社概要の映像を拝見し、社員の方に施設の案内をしてもらいます。


812642_428595053886377_2086489662_o.jpg


843111_428594913886391_1436392388_o.jpg

バグフィルターから灰をトラックに入れているところです。このまま運搬すると風で灰が飛んでいくため、加水して運びます。


792380_428594833886399_942469347_o.jpg

バイオマスサイロからボイラにチェーンベルトコンベアーでバイオマス燃料を運びます。

792314_428594537219762_164281540_o.jpg

ここにトラックからチップを入れます。およそ900t(3日間分)を備蓄しています。

820882_428594330553116_467112295_o.jpg



843051_428594257219790_24244751_o.jpg

ここにチップ、バークが集められます。
バークだけだと発電できないのでチップとバークを重機で混ぜて燃やします。

775627_428594613886421_113811505_o.jpg


775786_428594163886466_1396194429_o.jpg

事務機関室からタービンと発電機を見学します。24時間体制で監視しています。JEF社製のものを使用しています。

841066_428594057219810_2144701444_o.jpg

津和野町担当課が構想している発電所は5000kw級ですが、それを下回ると難しいとのことですが、5000kw出力であれば問題ないとのことでした。

ただ、燃料が山からのチップだけだと難しいので建設資材なども考慮して運営する必要があるようです。

特区内の3市町長の英断を強く望みます。
[ 2013-02-05 (Tue) 11:00 ]  
   Category:研修報告
議員視察研修

11月15日から2泊3日で関東に議員視察研修に行ってきました。

目的は津和野町と協定を締結した東京都文京区で開催されている博覧会「ぶんぱく」と、11月に開館した文京区立森鷗外記念館です。

文京区は津和野とは比べ物にならないほど大きな街ですが、鷗外の生誕地と終焉地ということで生誕150周年を記念して災害・交流の協定が締結されています。

54723_390115251067691_42291917_o.jpg
文京区シビックセンターで開催された「ぶんぱく」に津和野町も出店

そして今年11月にオープンしたばかりの森鷗外記念館。

665152_390123377733545_724318684_o.jpg


こちらは、資料が1万点を超える所蔵で、まだ開いていない資料があるということで、鷗外研究の場としてかねてから開館を期待されていた記念館。

当日は、名誉館長の山崎先生(津和野町森鷗外記念館館長)が津和野に行っていたため、事務局長さんにご案内を頂きました。

指定管理者制度で運営されている鷗外記念館ですが、鷗外記念会の先生方をはじめとする鴎外研究者の思いが詰まった場所といえるのではないでしょうか。

今回の日程の中で、日光地域にも足を運びました。

紅葉の時期は終わりかけでしたが、それでも十分いい勉強になったと感じております。

というのも、通過型と宿泊型の観光施設の典型の地だったからです。

通過型というのは日光社寺地域で、宿泊型というのが鬼怒川です。

日光は地元のガイドさんがご案内をして、ガイドさん所属のお店でお買い物とお手洗い休憩という、規模は違えど、津和野の観光と似た観光形態を持っています。

そして鬼怒川は、ライン下り等自然を生かした観光を持ちはするものの宿泊をメインにした観光地です。

確かに鬼怒川の景色は綺麗ですが、観光のアメニティは比較的低く、観光経済はホテルに依存しています。

いわば湯本温泉に似ています。日光に訪れた観光客が泊まるのです。

津和野と単純に比較は出来ませんが、まだ可能性があると感じました。

自然や交通アクセスなどまだ活かせるものがあるからです。

そして最後に視察したのが南関東の防災の拠点である「そなエリア東京」です。

“もしも”にそなえて作られた施設ですので、普段は防災体験学習施設として一般に開放され、ガイドさんが防災について詳しく解説してくれます。

防災についてはもちろん勉強になったのですが、子どもたちがDSを使って“遊びながら勉強する”施設が増えてきていることを同僚議員も実感していただいたのではないかと思います。

大阪の海遊館ではDSを持った子供たちがところ狭しと走り回っています。

多くの施設を抱える津和野町も検討の余地があるように感じました。

走り書きになりましたが、充実した研修になりました。

[ 2012-11-18 (Sun) 15:03 ]  
   Category:研修報告
鹿足郡町村議会議員研修

「議会の役割と議員の責務から考える議会改革」
2012-10-29 14.57.46



10月29日、津和野町民センターにおいて津和野、吉賀両町議会議員の研修が開催されました。

講師は新潟県立大学准教授 田口一博先生です。

津和野町議会ではすでにこの先生のDVDを拝見しており、演題もDVDと同様のものでしたが、内容はDVDの内容を発展したもので、具体的な議会改革案を提示されました。

内容につきましては先生のHPにレジュメが公開されておりますので引用させていただきます。

レジュメは「READ MORE」をご覧ください。

今後11月8日に全員協議会が開催され、議会運営について議論がスタートします。

何が出来るか、それまでに議論を深めたいと思います。

引用:

現代行政研究室・ G研 田口一博@新潟県立大学ホームページ

[ 2012-10-30 (Tue) 10:38 ]  
   Category:研修報告
島根県町村議長会議員研修

10月10日、松江市のタウンプラザしまねで島根県町村議長会主催の議員研修が開催され、津和野町議会全議員で参加してきました。

2012-10-10 12.01.44


研修では法政大学教授の廣瀬克哉先生が「自治体議会改革の課題」と題し講演されました。

地方議会改革のスタートは県議会や政令市議会ではなく、北海道栗山町などをはじめとした町村議会が最初であることを紹介され、少人数の議会だから“こうした方が良い”と動きやすいのだと指摘されました。

また、議会報告会の実践的なノウハウにも触れられました。

「ある案件に反対した議員が議会報告として説明するのは難しいのでは」ということには、「争点は○○で、賛成意見は○○、反対意見は○○。結果は賛成○人、反対○人で可決した」という説明をすれば反対した議員でも説明は出来るとのことでした。

北海道栗山町議会が制定した議会基本条例の全文には、

「自由かっ達な討議をとおして、これら論点、争点を発見、公開することは討論の広場である議会の第一の使命である。」

とあるように、第一の使命を議決をすることではなく、論点、争点を発見、公開することとしています。

この視点は非常にわかりやすく、納得のいくものでした。


午後は、松江市で演劇活動をされているNPO法人あしぶえ理事長の園山土筆氏による講演でした。

議会議員としての研修内容というよりは地域づくり、地域活性、に重点を置いた内容でした。

文化と地域の共存の実例を紹介されました。

「文化では飯は食えない」という批判に対する反論、運営をめぐる劇団員とのやり取り、「何も無い」ことを逆手にとって町や住民を巻き込んだことなど、地域文化の存続に関する問題のヒントになる内容でした。

[ 2012-10-12 (Fri) 10:44 ]  
   Category:研修報告
2012-08-31 11.55.01


8月31日、広報研修会に参加してきました。

講師は、益田市のご出身で、議会だよりコンクールの審査委員長などを歴任された城市創氏です。

内容は「親しまれる議会広報づくり」です。

読む側の視点やわかりやすさとは何か、を実例を交えながらお話していただきました。

また、昨今の著作権保護の観点についても述べられ、無料配布とはいえ、著作権者がいることや、50年に及ぶ保護期間、写真の扱い方や手続き方法など細かにご説明いただきました。

午後は津和野町議会を含めた議会広報誌のクリニックが行われ、当議会だよりについてもご指摘を頂きました。

研修を、今後に活用していきたいと思います。
[ 2012-09-01 (Sat) 11:16 ]  
   Category:研修報告