川田つよし後援会
島根県津和野町議会議員  川田 剛 のブログ
バイオマスタウン構想~与謝野町編~

宮津バイオマス・エネルギー製造事業所の蒲田さんがBDFの蒲田さんではないことを知った私たちは、与謝野町役場から教えていただいたBDFの蒲田さんに連絡を取りました。

「・・・与謝野町役場の前に来て欲しいって」

ナビを“与謝野町役場”にセットし、宮津市と宮津市に挟まれた与謝野町に向かいます。


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与謝野町役場に到着し待つこと数分。

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バイオディーゼル100%のトヨタグランビアに乗ってきたBDFの蒲田さんが「こんにちわ~」と現れました。

突然の訪問にも関わらず、気さくに挨拶をしてくれました。

排気ガスは無臭で、ほのかに天ぷら油のにおいです。

BDFの工場は役場の裏にあるから、とのことで歩いてBDF工場に。

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つれてこられたところは、蒲田さんの自宅。玄関前に「使用済み天ぷら油回収ボックス」がおいてありました。

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近所の方が使用した天ぷら油をこの中に入れていくそうです。

蒲田さんは「油ってつかったら、洗剤と一緒にジャーって水流して捨てるでしょ。あと、土に入れたりして。油って水に混ざらないから海が汚れるんです。土に入れたら栄養があるっていう人いますけど、廃油にあるもみ殻とかヌカは栄養として土に返っていくけど、油は雨なんか降ったら浮いてくるんです。土の表面に油が浮くんですよ。僕は子どもができて、京都から実家の与謝野町に帰ってきたけど、当時天橋立があるのに環境のことを考えてる人はいなかったんです。これなら誰でも出来る。この地域(宮津市含む)で120箇所ポリタンクを置いてるんです。地域の人にお願いして。1箇所でだいたい10世帯分。1箇所でだいたい2ヶ月くらいで10ℓのポリタンク一杯になります。これを各地域を回って僕が集めてます。役場やスーパーとかお店にも置いてもらってます。」と。

工場はどこにあるのか尋ねると、隣のシャッターが閉まったガレージを見せてくれました。

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いわゆる車が1台入るくらいのどこにでもありそうなガレージです。

この中に、廃油をバイオディーゼル燃料に精製する機械が入っていたのです。つまり工場です。

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この機械は1回に399ℓが精製できるそうです。399ℓというのは宅地内で精製できる限度、なので400ではなく399なのです。

精製されたBDFは役場の公用車、農機具、重機等に利用されています。


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これが精製されたBDF

集めた廃油は、協力してくれた地域の方に5円/ℓを支払っているそうです。販売価格は110円/ℓ。

そして気になるこの機械の費用は、5000万円。

公共工事等でバイオディーゼル燃料を供給してるレボインターナショナルが2500万円を出資し、残りの2500万円は国の助成で賄ったそうです。

パリ・ダカールラリーで片山右京さんがバイオディーゼルで走った、というのがこの会社だそうです。

現在、圏域20000人の方の協力で廃油が集められ、精製されたバイオディーゼルを使って、環境教育や講演会などを積極的に行われています。

この日は、男女共同参画の会議があったそうなのですが、我々の突然の訪問に時間を割いてくださいました。

蒲田さん、ありがとうございました。


手土産無しで訪問したため、お礼として昼食のお誘いをし、バイオマスタウン構想や、まちづくりの話をさせていただきました。
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[ 2013-02-28 (Thu) 15:00 ]  
   Category:研修報告