川田つよし後援会
島根県津和野町議会議員  川田 剛 のブログ
9月定例会一般質問

9月17日、一般質問を行いました。このたびは2つの質問を通告し、質問しました。

以下に、今回の質問の要約を掲載しますが、すべての質問はCATV放送をご覧ください。

【動産・不動産管理】
津和野町の動産・不動産の管理について以下について問う。
①事業におけるPDCAサイクルを実施しているように、施設管理においてもPDCAサイクルを導入しているのか。
②動産・不動産管理については、PRE(公共不動産)戦略を含めたファシリティマネジメントを導入し、専門チームを設置して一元管理・運営方法の検討を行うべきと考えるがどうか。
③町営住宅については「町営住宅ストック活用の計画」で示された。
そこで、津和野町の公共施設において公共施設ストックをまとめ、津和野町施設白書を作成するべきと考えるが町長の所見を問う。
③自治体の庁舎や施設も被災した東日本大震災を教訓として、平成22年内閣府政策統括官より各都道府県知事宛に、業務継続体制の構築を求め、都道府県内の市町村に対しても趣旨を周知するよう通達があった。津和野町は業務継続計画の策定、体制の構築はなされているのか。



【答弁】(要旨)
①施設管理におけるPDCAサイクルに基づく管理手法には至っていない。

②適性な規模や配置、効率的な維持管理のあり方等の見直しが必要であることは認識している。今後組織機構の見直しの機会に検討したい。

③地方公会計財務4表指標の取り組みの中で、公共施設の維持管理、更新等の把握の観点から財産台帳のシステム化が検討されている。まずは台帳のシステム化に着手し、その後有効活用に向けた施設白書の作成を検討したい。

④当町では計画や体制の構築までには至っていない。このたびの災害を機に業務内容ごとの必要な人員や業務の洗い出しを検討したい。

【再質問】
ファシリティマネジメントを導入している千葉県の佐倉市では、建築保全センターが提供しているシステム「ビームス」を取り入れていると聞く。
これは各施設の職員が建設年、改修年、委託料、水道光熱費、人件費、利用者数など数値を打ち込むもので、それをアウトプットすれば施設白書のようなものになる。すべての職員が予算書を見てコスト意識を持っていればそれに越したことはないが、予算書を見てどの数字がどうなっているかまでは把握するのは難しい。我々の議員定数や報酬、職員給与等は類似団体とよく比較するが、類似団体の類似施設と比較して改善していこうということはないはずである。このシステムを導入すれば、コスト意識が生まれ、このシステムを導入している類似団体と施設の比較をすることも出来る。

そして施設の現状を把握し、改善につなげていくことでPRE戦略的な運営ができ、事業に持ち込めばファシリティマネジメントにつながっていく。
導入する考えはないか。


【答弁】
まずはどのようなものか調査させていただき、検討したい。


【再質問】
津和野町では地域防災計画は策定されている。この計画は災害の際に住民に対してどのような行動をとるか、というもので、業務継続計画は応急的な業務をどうするか、通常業務をどうするか、庁舎が被災したらどこで業務を継続するかというものである。このたびは庁舎が被災してなかったので業務が継続できたが、もしものことを考えた場合、策定は必要ではないか。



【答弁】
今後計画策定を検討したい。


【森林資源のサプライチェーン構築】
①木質バイオマス調査検討事業として協議会を立ち上げたと聞いている。そこで、現在の進捗状況を問う。
②木材のサプライチェーンを構築するためには、高津川流域の森林資源の把握と森林経営計画の策定がまずは必要であるが、課題は何か。
③津和野町を含めた益田広域で人的・財政的支援を講じていくべきと考えるが、所見を問う。



【答弁】(要旨)
①7月10日に「高津川流域木質バイオマス活用調査検討協議会」の設立総会を行った。
その後、木質バイオマス発電プラントを持つ会社4社を訪問。9月10日に幹事会で報告と今後の調査検討について協議した。
協議の内容は木質バイオマスを効率よく活用するための「木質バイオマスガス化発電」の可能性について調査検討している。
協議会ではプラントを持つ各社にプレゼンテーションを依頼して、詳しく調査することにしている。

②資源量の把握は実際よりも少なめに計算されていると思われる。正確に把握する方法として、航空レーザー測量が有効と思われるので、流域全体、県全体で整備していただくよう働きかけていく。
木質バイオマス発電に取り組むには、森林経営計画が策定された森林からの搬出が条件となるため、計画策定が不可欠になるが、現在の森林組合職員だけで策定箇所を増やすことには限界がある。
町としては、森林組合や県と連携して広範囲の森林経営計画が策定できる体制づくりを急ぎたい。

③森林に詳しい森林組合職員と連携した体制づくりが実現するよう、広域の財政支援や市町負担も必要と考える。森林組合が主体となって班構成を提案されることを望んでいるが、町としても積極的に推進されるよう要請していきたい。

【再質問】
木質バイオマスガス化発電がどのように効率が良いのか。


【答弁】
スチームでタービンを回す発電が最低5000kw級のプラントであるのに比べて、ガス化発電は1000kwのプラントでできる。
高津川流域の森林資源を考えたとき、最初から松江市が導入するような6000kw級の発電プラントを導入した場合、およそ7~8万トンの材が必要になり、それだけの量の材をまかなえるかどうかが問題になってくる。
ガス化発電のプラントであれば1000kw級から導入でき、およそ1万トンの材で運営できる。材がまかなえる見込みが立てば、プラントの増設も可能で、例えば各市町にプラントを置くことも可能である。また、スチームのプラントと違い、廃熱が利用できる。
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[ 2013-09-21 (Sat) 13:15 ]  
   Category:議会